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4・5・6年総合学習
獅子宿見学)
 1月26日(金)に、4・5・6年生の総合的な学習の時間で、長井市伊佐沢の蕎麦と餅の店「獅子宿 燻亭」に見学に行ってきました。
 バスを降りてまず向かったのは、「八尺大獅子」です。雪囲いの隙間から見える獅子の目と鼻の大きさに、子どもたちは圧倒された様子でした。
 竜の彫刻が施された玄関口をくぐると、古民家特有の吹き抜けの高い天井と、2階に続く階段に置かれている何体もの素彫りの獅子頭が目に飛び込んできました。明治時代にタイムスリップしたようで辺りをきょろきょろ見渡している子どもたちを、店主で獅子彫り師の渋谷さんが出迎えてくださいました。
 渋谷さんは、お店の客間に子どもたちを通してくださると、お忙しい中にもかかわらず、子どもたちが事前に送っていた質問に対し、スライドや音声を使いながら、一つ一つ丁寧に分かりやすく答えてくださいました。
 残念ながら時間が足りなくなってしまい、担任が子どもたちに、途中で質問を打ち切らなくてはならないことを伝えました。子どもたちは、「えっ、もうおしまいですか?」と時間を忘れるほど、夢中でメモを取っていました。
 帰る前に、客間の隣にある獅子舞のジオラマや様々な時代に作られた獅子頭のギャラリーを見せていただきました。獅子舞を踊った男の子たちが、「あっ、僕たちが獅子舞で使っていた獅子頭だ!」と渋谷さんにお借りしていた子ども用の獅子頭をすぐに見付けました。最後に、飾られているたくさんの獅子頭に向かって、全員でお礼の「二礼二拍手」をしました。
 おかげさまで、おはやしや獅子頭、幕の模様などについて、子どもたちはさらに深く学ぶことができ、獅子舞の魅力を一層感じることができました。この場をお借りして、感謝申し上げます。